「学会」にもいろいろあるものだ。日本の学会で注目度が高いのは日本癌(がん)学会や癌治療学会だが、年次総会は、いずれも秋。グローバル化の進んだ昨今ではむしろ、3月の米国心臓学会で日本新薬に好材料が飛び出したり、今月18日の米癌治療学会、6月の米糖尿病学会など、海外の学会が注目されていたりする。
筆者が以前、開催前の会見に毎回足を運んでいたのは、日本化学会。ややマイナーな学会だが、まだネットが本格普及する前の時代、もらってきた分厚い冊子をひっくり返すと、意外な企業の意外な材料が出てきたり。ちなみに、当時の会長は、先に辞任した理研の野依良治理事長だった。
さて、先ごろ、久々に出向いたのが、統計数理研究所主催で「経済物理とその周辺」と題する学会発表。「日経平均」「金融市場での過去最高値・安値」「外国為替レート」などを物理学で読み解く試みだ。とはいえ、典型的文系人間の悲しさ、知的好奇心をそそられつつも、眼前で展開される高等数学の世界に、ただただ嘆息するのみ。なお同学会では、本紙連載でおなじみ、本間裕氏も「ニュートンの忘れ物」の演題で講演。ややこしい数式が出てこない分、こちらは理解できた。住友金属鉱山。(A)
[本紙4月7日付1面]
筆者が以前、開催前の会見に毎回足を運んでいたのは、日本化学会。ややマイナーな学会だが、まだネットが本格普及する前の時代、もらってきた分厚い冊子をひっくり返すと、意外な企業の意外な材料が出てきたり。ちなみに、当時の会長は、先に辞任した理研の野依良治理事長だった。
さて、先ごろ、久々に出向いたのが、統計数理研究所主催で「経済物理とその周辺」と題する学会発表。「日経平均」「金融市場での過去最高値・安値」「外国為替レート」などを物理学で読み解く試みだ。とはいえ、典型的文系人間の悲しさ、知的好奇心をそそられつつも、眼前で展開される高等数学の世界に、ただただ嘆息するのみ。なお同学会では、本紙連載でおなじみ、本間裕氏も「ニュートンの忘れ物」の演題で講演。ややこしい数式が出てこない分、こちらは理解できた。住友金属鉱山。(A)
[本紙4月7日付1面]
