TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 小幅続落。米国と異なり日本では経済再開のペースが上がっていないという指摘も
速報・市況2021年11月8日

☆[概況/前引け] 小幅続落。米国と異なり日本では経済再開のペースが上がっていないという指摘も

前引けの日経平均は21円安の2万9,590円、TOPIXは0.06ポイント高の2,041ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は980、値下がり銘柄数は1,088。出来高は6億5,068万株、売買代金は1兆5,095億円。
先週末の米国株高を受けて、日経平均は朝方反発したが、買いが続かず小幅続落となった。
大和証券では、米国ではサービス業でコロナ禍後の雇用増や景況感の回復が顕著だが、日本では新型コロナの新規感染者数が顕著に減少しているにも関わらず、経済再開のペースが上がっていないと指摘している。
米NASDAQは先週末まで10日続伸となったが、本日の時間外取引で値下がりとなっているため、今晩の反落リスクも手控え要因となった。
任天堂が売られ、JFEは日本製鉄の好決算と比べて見劣りがしたたことで急落した。
米ファイザーのコロナ治療薬の試験結果が良好だったため、塩野義製薬(4507)は競争激化で売られた。ただし、野村証券ではファイザーのコロナ治療薬は血中半減期が1時間と短いので、分解酵素阻害剤を併用し、1日2回の服用となるが、塩野義製薬の治療薬は血中半減期が比較的長く、分解酵素阻害剤を併用せずに済み、1日1回の服用のため、プロファイルでは塩野義製薬が有利と指摘している。
ダイフクは通期業績下方修正で売られた。
一方、日本郵船を始めとした海運株が反発し、コロナ治療薬の効果への期待で日本航空やANA、HISといった旅行関連が買われた。
オリンパスは大腸内視鏡スコープの販売増加による好決算で高い。
業種別下落率上位は鉄鋼、水産農林、医薬品、その他製品、情報通信で、上昇率上位は空運、海運、鉱業、石油、不動産。(W)

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