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速報・市況2021年4月6日

☆[概況/後場寄り] 大和証券では今後、金利上昇連動の金融株は物色対象となりにくいと予想

12時36分時点の日経平均は29,757.56円の331.69円安、TOPIXは1,951.83ポイントの31.71ポイント安。
FRBは3月19日、補完的レバレッジ比率(SLR)規制の緩和措置を3月末で終了すると発表した。SLRは2008年のリーマン・ショック後に導入された規制で、大手銀行に対して金融ショックが生じた場合でも損失を十分に吸収できる資本を積むよう求めるものだが、新型コロナウイルスの感染拡大による流動性不足に考慮して、1年間の期間限定で緩和措置が取られていた。
緩和措置の終了により、大手行が米国債を売却すると警戒されているが、大和証券では、米国債市場は落ち着いており、不透明感は3月で峠を超えたようだと指摘している。
そして、ここ1年で発行が膨らんだ米国長期国債は現在5%以上含み損を抱えているので、売却で総資産を圧縮しても実現損により自己資本が棄損することから、長期債は資産圧縮に使われにくいと予想している。
こうした読みから今後、金利上昇連動の金融株は物色対象となりにくいと結論付けている。

このような見方が支持されたのか、本日の東京株式市場では三菱UFJFG(8306)と始めとした銀行株が売られている。
半導体製造装置も利益確保の売りに押され、SCREENは12日ぶりに反落。
半導体の調達難による減産が警戒され、日産などの自動車株も安い。
買われている銘柄は乏しいが、ジンズは大幅増配が好感され、安川電機は9日の決算発表への期待が寄せられている。
業種別下落率上位は銀行、石油、鉱業、輸送用機器、海運で、上昇業種はなし。

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