前引けの日経平均は21,156.99円の74.26円高、TOPIXは1,506.71ポイントの1.59ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,042、値下がり銘柄数は1,030。出来高は7億2,423万株、売買代金は1兆2,084億円。
FRBが0.5%の緊急利下げを実施したが、新型肺炎によるサプライチェーンの寸断などに対する解決策にはならないという見方で、米国株は大幅反落となり、東京株式市場も売り先行で始まった。
東京タイムでは円高進行に歯止めが掛かったことや、時間外取引でNYダウ先物が上昇したことを受けて、日経平均は上昇に転じたが、上値が重く、伸び悩んだ。
ファーストリテイリングは2月既存店売上高が半年ぶりにプラスとなったことで買われ、KDDI(9433)は楽天の携帯電話事業に東名阪以外のエリアで通信回線を貸すため、ローミング収入が期待され高い。
楽天の携帯電話は300万人限定で1年間無料としたが、通信品質に不安があることから、当初の有料ユーザーはあまり増えないのではないかと見なされ、NTTドコモとソフトバンクも上昇した。
レーザーテックはみずほ証券による目標株価引き上げが好感された。
その他、日銀による金融緩和期待で野村不動産などの不動産株が高い。
半面、マイナス金利の深掘りは銀行の体力を奪うと懸念され、みちのく銀行や千葉銀行は下落した。
円高で商船三井などの海運株とスズキやSUBARUといった自動車株も売られた。
業種別上昇率上位は不動産、その他製品、情報通信、鉄鋼、繊維で、下落率上位は銀行、海運、保険、証券、水産農林。
