前引けの日経平均は306円安の2万6,143円、TOPIXは3ポイント安の1,905ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は812、下落銘柄数は936。出来高は7億5,097万株、売買代金は1兆8,460億円。
米国で12月の消費者物価が、2020年5月以来2年半ぶりの前月比マイナスとなったため、利上げペース鈍化への思惑からドルが売られ、円相場は昨年6月以来の1ドル=128円台に円高が進んだ。
加えて、今晩の米国では、JPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴの4大銀行の決算が発表される予定で、景気後退に備えた貸し倒れ引当金を積み増すことで業績が悪化していると米国株安を通じて、リスクオフの円高を誘発する可能性があることも警戒されている。
こうした円高進行を受けて、日経平均は下げ幅を拡大した。
ファーストリテイリングは第1四半期が減益決算だったことで売られ、円高を受けてトヨタやホンダ、HOYAが安い。
PRTIMESは減益決算で急落し、マニーは決算が低調で大幅安となった。
一方、半導体大手のTSMCが日本に2番目の工場建設検討でレーザーテックと東京エレクトロンが買われ、国内金利上昇で地銀株も含め銀行株が高い。
セブン&アイは通期上方修正が好感され、トレジャーファクトリー(3093)は通期の営業利益予想と配当予想について3回目の上方修正を行ったため急騰した。
業種別下落率上位は精密、輸送用機器、その他製品、ゴム、食品で、上昇率上位は銀行、鉄鋼、空運、保険、証券。(W)
