前引けの日経平均は59円安の2万6,508円、TOPIXは0.2ポイント安の1,905ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は792、下落銘柄数は960。出来高は9億9,383万株、売買代金は2兆286億円。
日銀による長期金利のレンジ幅拡大を受けて、日経平均は一時298円安の2万6,269円となったが、その後は押し目買いが入り、一時前日終値水準に戻した。
みずほ証券では、今後の政策変更の本丸は、イールドカーブ・コントロールのさらなる修正と言うよりは、マイナス金利の撤廃となる可能性が高いと解説。
マイナス金利が解除されると銀行の業績にはポジティブに作用するため、銀行株が大幅続伸となった。
富山第一銀行やゆうちょ銀行は反落。
市場が不安定な中では高配当利回り株が投資資金の受け皿になるという見方から川崎汽船などの海運株も物色された。
円高メリットでニトリや森永乳業(2264)が高い。
指数寄与度の高いソフトバンクグループとファーストリテイリングが買われた。
サイボウズはリコーが出資したことが好感された。
一方、円高の進展でSUBARUや日産、アイシンなどの自動車産業が前日に続いて売られ、住宅ローン金利の上昇を懸念し三井不動産や野村不動産も続落となった。
業種別上昇率上位は銀行、海運、保険、鉱業、空運で、下落率上位は輸送用機器、不動産、電機、ガラス土石、金属。(W)
