12時40分時点の日経平均は27円高の2万7,957円、TOPIXは4ポイント高の1,970ポイント。
米国で17日にセントルイス連銀のブラード総裁が「ハト派的な仮定でも、基本的な金融政策ルールでは少なくとも5%程度まで金利を引き上げる必要があり、より厳格な仮定では7%以上への利上げが推奨される」と述べた。
大和証券では、ブラード総裁は「テイラールール」を重視することで知られており、この分析に一定の幅を持たせた結果、5~7%が求められる政策金利だという分析を示しただけと解説。
テイラールールは、最適な政策金利が「実際のインフレ率とインフレ率目標の乖離」と「実際のGDPと潜在GDPの乖離(GDPギャップ)」に応じて決まるという理論で、実際のインフレ率に大きく振らされる。
だが、インフレ率はピークアウトした可能性が高く、今後は徐々に低下するだろう。
インフレ率が下振れてくれば、ブラード総裁はハト派に転じることになるだろう。ブラード総裁は「タカ派」というよりは「インフレ重視派」なのであると解説した。
後場の日経平均は2万8,000円手前での取引となっている。
今月に入って株価が調整していたNTTやSUBARUに押し目買いが入った。
エーザイが買われ、協和キリン(4151)は国内第2相試験での低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫症例における客観的奏効率は75.4%と発表したことで高い。
反面、ソフトバンクグループは米格付け会社のS&Pグローバル・レーティングが長期発行体格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことで売られている。
海運株が売られ、楽天グループが安い。
業種別上昇率上位は保険、繊維、医薬品、輸送用機器、ゴムで、下落率上位は海運、サービス、陸運、精密、空運。(W)
