前引けの日経平均は20,517.42円の383.69円高、TOPIXは1,484.04ポイントの24.75ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,510、値下がり銘柄数は583。出来高は8億3,046万株、売買代金は1兆2,304億円。
米バイオ企業モデルナが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、第1相臨床試験で、新型ウイルスの感染を防ぐ可能性のある「抗体」を確認したと発表した。
ワクチン開発が成功すれば、経済も正常化するという期待で昨日の米国株は大幅高となり、本日の日経平均も一時20,659円(525円高)まで買われた。
しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルのコラムが「モデルナが急騰しているが、投資家はやけどを負わないように警戒すべきだ」と記したことで、時間外取引のNYダウ先物は小幅安となり、日経平均の上値は抑制された。
経済活動が正常化に向かえば、貸出先企業の倒産リスクも後退するという期待でメガバンクが買われ、営業再開期待でオリエンタルランドも高い。
その他、空運株や日本製鉄などの鉄鋼株も物色された。ヤマトHD(9064)の上げも目立つ。
一方、ソフトバンクグループは10時半以降下落に転じた。
ワクチン開発競争で後れを取るという見方からタカラバイオは売られ、日医工は日米ともコスト増が懸念材料となり安い。
業種別上昇率上位は鉄鋼、空運、海運、ガラス土石、非鉄で、下落は情報通信。
